5人家族の食費は月15万円。10万円まで削って続かなかった話

5人家族の食費は月15万円です お金・家計

晩ごはんのメインが、コロッケの日。

みなさんの家では、ひとり何個くらい食べますか。

わが家の高校1年生の長男は、こうです。

  • コロッケ 2個
  • 白身フライ 2枚
  • チーズスティック 5本くらい

これに味噌汁、サラダ、ごはん。

コロッケ1個で足りるはずが、ないんですよね。

大皿に盛られたコロッケと白身フライ、5人分のごはんと味噌汁が並ぶ食卓のイラスト
とっこ
とっこ

中高生の男の子がいるご家庭なら、この時点で「わかる」と思ってもらえるかもしれません。

こんにちは。中高生の男の子2人と、小学4年生の女の子を育てている、40代のとっこです。

今日は、わが家の食費の話を正直に書きます。

わが家の食費は、月15万円です

直近12か月の平均で、月15万円ほど。外食は別で、月12,000円ほどです。

……この数字、書くのにちょっと勇気がいりました。

とっこ
とっこ

「使いすぎでしょ」と思われるかな、と思って。

ただ、正直に言うと、家計管理を始める前は、食費がいくらなのかも分かっていませんでした。

「だいたい10万円くらいかな」という感覚だけ。レシートも取っていませんでした。

12か月の平均が出せるようになったのは、家計簿アプリで自動的に記録が残るようになってからです。正直、これがなければこの記事は書けませんでした。

家計簿アプリを使い始めたきっかけは、こちらに書いています。→ 共働きなのにお金が貯まらない。家計を見直して最初にやった8つ

5人家族の平均は、約11万円でした

そもそも、5人家族の食費っていくらが普通なんだろう。気になって調べてみました。

総務省の「家計調査」(2025年)によると、5人世帯の食料費は月112,019円。ただしこの中には外食も含まれていて、外食だけで21,459円ありました。

つまり、外食を除いた食費の平均は約9万円

わが家と5人世帯平均の食費・外食の比較グラフ

わが家は、平均より6万円多い。

ここはもう、認めるしかありません。

でも、外食は平均の半分でした

ただ、同じ表を見ていて「あれ?」と思ったことがあります。

外食です。平均は月2.1万円。わが家は1.2万円。半分ほどでした。

とっこ
とっこ

「食費が高い家=外食が多い家」だと思っていたので、これは意外でした。

しかも、わが家の料理担当は夫です。一汁三菜で作ってくれています。

お惣菜に頼りきりでもない。外食も平均以下。それでも15万円かかる。

じゃあ、なぜなんだろう。理由はいくつかありますが、いちばん大きいのはこれだと思っています。

単純に、食べる量がけっこう多い

厚生労働省が出している「食事摂取基準」という資料に、年齢と性別ごとに、1日に必要なカロリーの目安が載っています。

わが家に当てはめてみました。

家族5人それぞれの1日に必要なカロリーの比較グラフ

部活をしている高校生の男の子は、私のちょうど1.5倍。

中学生の次男でも1.4倍です。

そして家族全体で見ると、夫婦ふたりだった頃の2.6倍になっていました。

とっこ
とっこ

「気のせいじゃなかった」と、少しほっとしました。

同じ「5人家族」でも、子どもの性別や年齢、部活をしているかどうかで、必要な量はずいぶん変わります。平均の11万円には、そこが入っていないんですよね。

それに、理由はこれだけでもないと思っています。

ひとつは、物価が上がったこと。同じものを買っても、去年と同じ金額にはなりません。

もうひとつは、外食を減らした反動です。

外食は平均の半分でした、と書きましたよね。でもこれ、裏を返せばその分は家で食べているということなんです。

外で食べれば外食費。家で食べれば食費。どちらかを減らせば、どちらかが増えます。

しゃぶしゃぶも、安上がりにはなりません

「鍋にすれば節約になる」と、よく聞きます。

わが家のしゃぶしゃぶの日は、こうです。

  • 豚バラ肉 500g × 2パック
  • 冷凍うどん 3パック
  • 白菜、しめじ、えのき、もやし、春菊
  • 豆腐 300g を1丁

お肉だけで1kg。

豚バラ肉の大皿が2つ並ぶしゃぶしゃぶの食卓のイラスト

なので、先に野菜やお豆腐を食べてもらうようにしています。なんなら、うどんも先に。

でも、お肉は別腹のようです。すごい勢いでなくなっていきます。

とっこ
とっこ

鍋の日は、たしかに準備は楽です。でも「安い日」ではありませんでした。

一度、10万円まで削ったことがあります

家計管理を始めた2024年ごろ。当時は外食やお惣菜を買うことも多かったので、かなり気合いを入れて減らしました。

買う量を少なめにする。お惣菜は使わない。一時期は、月10万円くらいまで落としました。

数字だけ見れば、成功です。でも、しんどくなったのは私ではありませんでした。

疲れていたのは、夫のほうでした

わが家は、夫が晩ごはんを作ってくれます。料理が好きだし得意。

でも、仕事から帰ってきて、そこから作る。しかもお惣菜という逃げ道をなくしてしまった。

だんだん、疲れが顔に出るようになりました。夕食の空気が、どんよりする日があったんです。

休日も外食なしとなると、疲れはピークです。

とっこ
とっこ

「たまには私が作る!まかせて!」そう言って、代わってみたんです。

これが、うまくいきませんでした。

私は料理が得意ではありません。しかも片付けながら作るということができない。キッチンがぐちゃぐちゃになって、結局あとで夫が疲れる。

私は私でピリピリして、家の中の空気はますます重くなりました。

とっこ
とっこ

節約はできていました。でも、家族はちっとも楽しくなさそうでした。

ラーメン屋さんで見た、みんなの顔

ある日、ふと外食をしました。近所の、おいしいラーメン屋さんです。

そうしたら——みんな、すごい笑顔だったんです。

夫と子どもたちは、おいしいものを食べると、ほんっとうに幸せそうな顔をします。話もどんどん弾む。

家の食卓がどんよりしていた時期には、見ていなかった顔でした。

ラーメン屋さんのテーブルで、家族5人が笑顔でラーメンを食べているイラスト
とっこ
とっこ

あ、これだ。と思いました。

月に2〜3回は、外食させてあげたい。そう思い直しました。

それで普段、夫が気持ちよく作ってくれるのなら、なおさらです。

削ったつもりだったものは、食費ではなく、家族の機嫌だったのかもしれません。

今は「削らない」と決めています

だから今は、こう考えています。

なんとなくの外食や、なんとなく買うお惣菜は減らす。でも、食べる量は削らない。

外食は、月に2〜3回。あのラーメン屋さんの日の顔を思い出すと、ここは削れないなと思います。

夫が気持ちよく作ってくれること。わが家では、たぶんこれがいちばん大事です。おいしいごはんができるし、みんなの機嫌もいい。

通信費も、保険も、口座も、削れるところはずいぶん削ってきました。そのうえで、ここは削らないと決めた。それだけの話です。

とっこ
とっこ

節約って、全部を削ることじゃなかったな、と今は思っています。

それでも、余裕があるわけではありません

最後に、正直なところを書いておきます。

引き落としが多い月は、これまでの貯蓄から補填しています。1年を通せばなんとかプラス。でも、まだまだしんどい。

それでも、以前と違うことがひとつあります。

「なんとなくお金がない」から、「なぜお金がかかるのか」が分かるようになりました。

15万円という数字は変わっていません。でも、その中身が見えているかどうかで、気持ちはずいぶん違います。

とはいえ、最後に本音を書きます。

「13万円くらいで、やりくりできないかな」

今日もそう思っています。削らないと決めたはずなのに、まだ揺れているんですよね。

同じくらいの年齢の子を育てているご家庭で、「うちの食費、多すぎる?」と不安になっている方がいたら。うちは15万円です。そう言える人がひとりいるだけでも、少し気が楽になるんじゃないかなと思って書きました。

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※食費・外食の平均は、総務省統計局「家計調査 家計収支編」2025年(5人世帯)より。カロリーの目安は厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」推定エネルギー必要量より。カロリーはあくまで目安で、必要量には個人差があります。

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