【40代】検査で異常なしでも不安が消えない|心配性の私の話

検査で異常なしでも不安が消えない 40代女性が窓辺でマグカップを持ち考えごとをしている 暮らし・家事

検査を受けて「異常はありません」と言われたのに、なぜか安心できない。

スマホで検索してしまう。

40代のわたしは、ここ数年ずーっとこんな調子です。ぴえん🥺

膝、股関節、お腹、胃、そして頻尿。ひとつ落ち着くと、また別のところが気になりはじめます。

この記事は「こうすれば治ります」という話ではありません。
わたしは今も解決していません。

ただ、一度だけ、ドッと涙が出た瞬間があります。

知人からの「しんどかったね。いままでよく頑張ったね。」という返事でした。この記事で書きたいのは、その話です。

とっこ
とっこ

検査で何もなかったのに、症状あるし、気にしてるのがしんどいんだよね。

知人
知人

あー、わかる。私もそういう時あったし、今も実はあるよ。

この記事に書いてあること
  • 異常なしでも安心できない数年間
  • 症状より疲れる「気にしている時間」
  • ドッと涙が出た知人の一言
  • 治っていない今も続けている朝5分

検査で異常なしでも消えない不安

夜のリビングでスマホを持ったまま考え込む40代の女性

体のことが気になりはじめたのは、30代の後半でした。

それまでは「今日も元気」で一日が終わっていたのに、あるときから、体のどこかが順番に気になるようになりました。

気になったら、すぐ病院へ行きますよ。で、検査を受けます。そして「異常ありません」と言われます。ここで終われば、何の問題もない話です。最初は「問題ない」と言われたら安心できてたんです。

でも、40代に入ってからは終われないことも。ここ数年、ずっとこの繰り返しをしています。

心配性の私が気にしてきた場所

37歳ごろ、まず膝が痛くなりました。
思い出せるのは、子どもの運動会で走ったあと、人生で初めて膝の痛みを感じたことです。
走って関節が痛くなるなんてこと、なかったんです。

そのあとはお腹です。普通の日もあるけれど、ゆるくなる日がある。以前とは明らかに違う。

胃の調子が悪くて胃カメラを受けたときは、ピロリ菌が見つかって除菌をしました。
もちのろん、大腸の内視鏡検査も受けました。きれいな腸でした、イイェイ✌️

そして最近まで気になっていたのが頻尿です。

この頻尿は、いまは落ち着いています。自分の中で「そういうことか」と思えたことがあったからですが、それを書くと話が長くなるので、別の記事にします。

【体験談】頻尿の検査は異常なし|計量カップを買って捨てた話

並べてみると、体のあちこちを順番に心配してきた数年間

本当によく病院に行っていた時期があります。

同じところに何度も、ではありません。目、歯、膝、腰、股関節、胃、腸、耳鼻科。ほぼ毎月といっていいくらい、どこかしらに行っていました

目と歯は3か月に1度の定期検診なので、それは別としてですが。

行った科は全部で8つ 気になって行ったのが膝腰股関節胃腸耳鼻科の6つ もともとの定期検診が目と歯の2つ

そのころ、夫にこう言われました。

夫

毎月何かしら病院に行ってるやん。
病院行くために働いてるみたいやん☆

とっこ
とっこ

うまいこと言うなぁっ!

安心できるのは数日

検査の結果を聞いた直後は、たしかにホッとします。

「よかった、何もなかった」と思って病院を出ます。その日は気分も軽い。

でも数日たつと、また別のところが気になりはじめるんです。というより、不調が出てくる。ん?どっちが先なんだか。

安心が長続きしないんです。せっかく検査を受けたのに(´;ω;`)

わたしが欲しいのは、『検査で異常なし→症状がなくなる』なんですよね…。

検索するほど増える別の不安

気になると、まずスマホで検索します。

安心したくて調べてるのに、ろくなことはねぇ。

今まで知らなかった別の嫌な情報まではいってくるぅーーーー。
基本的に、ネット検索して安心できることはあんまりないですね(・_・)

すると今度はそれが気になって、また検索する。

とっこ
とっこ

……何をしているんだろう、わたしは

そんなこんなで眠れなかった夜が何度もあります。

しんどいのは気にしている時間

台所で料理をする夫に、ダイニングから話しかける40代の女性

もともと心配性ではあったと思います。というか、筋金入りの心配性です。

でも、どうしてここまで体のことが気になるようになったのか、自分でもよく分かりません。
そう、分からんのですよぉ(泣)

そしてこの数年で気づいたことがあります。症状があるのはもちろんしんどい。でも、いちばんしんどいのは、症状そのものではないんじゃないか!?…ということです。

お腹がゆるいことより、お腹を気にしてその思考に支配されて過ごしている時間のほうが、ずっとしんどい。

頭の片隅にいつもある体調チェック

普通に仕事をしています。普通にご飯も食べます。

でも頭の片隅では、ずっと自分の体調を確認しているんです。

今日はお腹大丈夫かな。この後も痛くなるかな、下痢するかな。こんな状態がずーっと続いたらどうしよぉおおお(TOT)

一日中、自分の体の実況中継をしているような感じ。頭と心が忙しい。これが一番しんどいのかもしれません。

病院に行く自分への嫌気

「また行くの?」と、自分で自分に思います。

前回も異常なしだったのに。先生も内心あきれてるんじゃないか。

そう思いながら、それでも…行くときもある。でも、行っても言われることは「様子見てみてね。」

受診する自分も嫌、検索ばかりしている自分も嫌。不安に支配されている自分も嫌。

子どもの前では出せない不安

夫に何度も同じ心配を話すのは、正直ためらいます。でも話しちゃうのが、わ・た・し。

夫は聞いてくれます。ただ、料理をしている時間に重なるとこうなります。

夫

いまは聞いてる時間内じゃない、ごめんよ!

夫はメンタル激強なので、わたしの気持ちそのものは理解できないそうです。

夫

聞くことはできるけど、解決してあげられない。

そりゃそうだ。だってこういう人です。

夫

下痢なんて週に何回もある時あるよ。でも食べたいもの食べるよ!

夫

腰が痛くてヘルニアって言われたけど、痛みは薬飲んで時間が経てば治まるから大丈夫!

夫

こうなったらどうしよう、あーなったらどうしよう、って考えてもどうしようもなくない!?

夫

その不安を考えてる時間がもったいないって思う。

すげぇ思考回路だな。(あ、すみません。汚い言葉💦)
わたしには、逆立ちしても無理です。

そして、夫よりもわたしが気にしてるのは子どものほうです。

家の中で母親が不安そうにしていると、子どもはちゃんと気づきます。言葉にしなくても、空気で伝わる。

それで子どもまで気分が下がったり、こっちの不安に引っ張られたりするのは、どうしても嫌なんです。

だから子どもの前では出さない。一人で抱えて、一人で検索する。

夫には話せる。でも子どもには見せたくない。だから結局、一人で抱えている時間が長くなりました。

大丈夫より効いた「私もそれあるよ」

ダイニングでお茶を飲みながら話を聞いてもらう40代の女性2人

そんなとき、看護師をしている知人や、昔いっしょに働いていた知人に、話を聞いてもらうことがありました。

病院で先生に相談するのとは、まったく違う種類の会話です。診断でもアドバイスでもなく、ただの世間話に近い。

でも、その世間話が思っていた以上に効きました。

恐る恐る話してみた日

最初は本当に、恐る恐るでした。

とっこ
とっこ

最近ちょっと、こんな感じで……

変に思われないかな、と思いながら口に出しました。

笑われるかもしれないし、「気にしすぎだよ」で終わるかもしれない。そう覚悟していました。

ただ、正直に言うと、誰にでも話しているわけではありません。

話す相手は、なんとなく選んでいます。同じ匂いがする人、というか。この人なら笑わないだろうな、聞いてくれるだろうな、というのが、なぜか分かるんです。

本能なのか、それともずるいだけなのか。たぶん、ずるいほうです。

でも、そうやって選んだ人に話したから、あの言葉が返ってきたんだと思います。

返ってきた言葉

返ってきたのはこんな言葉でした。

知人
知人

わかるよ。

知人
知人

私もそういうことあったよ。私はこうしてたよ。

「大丈夫、大丈夫」と言われるより、「あ、それ私もある」のほうが、わたしにはずっと効きました。

いちばん泣いた一言

ソファでスマートフォンのメッセージを読み、ほっとして目がうるむ40代の女性

いちばん効いたのは、もっとあとの出来事です。

どうにもこうにも不安でたまらない。そんな時期でした。

そのころ、認知行動療法という方法があることを本で知りました。ものごとの受け取り方や、考え方のクセのほうを扱っていく方法だそうです。それを専門にしているオンラインのクリニックがあることも知りました。

そこで、知人にこう相談しました。

とっこ
とっこ

一度受けてみたほうがいいフェーズに、いるんじゃないかと思って。

「なんでそんなことで不安になるのか分からない」と思う人も、たぶんいます。

でも、返ってきたのはこれでした。

知人
知人

しんどかったね。今までよく頑張ったね。

ドッと涙が出ました。

不安を消してもらったわけでも、解決してもらったわけでもありません。ただ、ここまでのことを「しんどかった」と言ってもらえただけです。

わたしのこの気持ちを少しでも分かってもらえる人がいる。

それだけで、涙が出たんです。

同じ症状や気持ちでなくても軽くなる理由

同じ気持ちというわけでも、症状がまったく同じというわけでもありません。

それでも、自分と似たようなことで悩んだ人がいる。
自分と似たような思考回路の人がいる。

それだけで、肩の力が少し抜けるんです。

「大丈夫」「あんまり気にしないほうがいいよ」は、わたしの不安を否定する言葉に聞こえてしまうことがあります。

でも「私もある」は、否定も肯定もせず、ただ横に並んでくれる感じがしました。

いま思えば、わたしがネットで探していたのは病気の情報ではなく、「同じ人」だったのかもしれません。

40代の体は毎日コンディションが違う

リビングで軽く伸びをする40代の女性

40代になって思うのは、体が毎日違うということです。

若いころは「今日は元気」で終わっていました。今は、日によって違うところが違う顔をしている。

しかも、生理や排卵で体調が変わる日もあります。何が原因なのか、自分ではまったく特定できません。

100点の日はめったにない

今日はまぁまぁ。今日はお腹が微妙。今日は腰がなんか違和感。今日はなんとなく疲れている。

並べてみると、100点の日のほうが珍しいことに気づきます。

むしろ、1か月に心身ともに調子がいいのなんて、1週間もないんじゃないかい!?と自分に突っ込んでみたり。

  • お腹が痛い=異常
  • 軟便〜下痢=異常
  • 痛いところがある=異常
  • 何か異常がある=悪い日
  • 悪いこと何もない=良い日

と、自分の中で判断してしまうんですよね。だからしんどいんでしょうね。

夫は、下痢=「あ、下痢だったな。お腹痛かったぁ。出たらスッキリした〜。」です。

それでも仕事も家事も子どももある

こちらには仕事があります。家のこともあります。子どものこともあります。

体調だけを気にして一日を過ごすわけにはいきません。

正直に言えば、それが救いになっている面もあります。バタバタしているうちは、自分の体のことを考える暇がないからです。

まあ今日はこんな日か

そこで最近、声に出していってみたり、心のなかで言う言葉があります。

とっこ
とっこ

まあ、今日はこんな日か。脳が敏感になってる日。

言えた日もあるし、言えない日もあります。言えない日のほうが多いくらいです。

それでも、言える日が少しずつ増えたらいいなと思っています。

治っていないけど続けている朝5分

川沿いの田舎道を朝ゆっくり歩く40代の女性

ここで「だから朝散歩を始めて解決しました」と書けたら、きれいなんですが。

解決なんて、していません。

お腹の調子は今も波がありますし、気になる日はしっかり気になります。それでも、なんとなく続けていることがあるので書いておきます。

朝に少しだけ体を動かす

朝、散歩できそうな日は少し歩きます。

「今日は外に出たくないな」という日は、家で朝ヨガ。

毎朝30分ウォーキング、みたいな話ではありません。そんなにできません。朝4時半とかに起きて朝活してる人のインスタ見たら憧れますけどwww

5分できたらいいことにしています。

効いているのかは分からない

これで体調が良くなったのかというと、何ともですが。

お腹の波は今もあります。気になる日も相変わらずあります。

ただ、歩いているあいだは、体のことを考えていない気がするんです。
特に気持ちの良い朝日を見た瞬間なんか最高です。

体のためというより、自分の体のことばかり考えている時間から、少し離れるためにやっているのかもしれません。

できない日は無理にしない

朝からバタバタして無理な日もあります。

そういう日は、やりません。

以前のわたしは「やるなら30分」「やるなら毎日」と考えていました。そう考えると、始める前から面倒になって結局やらない。

「5分しかできなかった」ではなく「5分できた」と数える。今のところ、これがいちばん続いています。

よくある質問

ダイニングテーブルでノートに書きとめながら気持ちを整理する40代の女性

同じように悩んでいる方から聞かれそうなことを、わたしの経験の範囲で書きます。

わたしは医療の専門家ではありません。ここに書くのは、あくまで一人の体験談です。気になる症状があるときや、不安が強くて生活に支障が出ているときは、迷わず医療機関に相談してください。

異常なしでも不安が消えないこと

わたしも同じです。数日は安心しますが、また別のところが気になります。

また脳が敏感になってんのか!どうしてもなら病院に行けばいいよ!と思うようにしています。

ただ、それがずっと続いてつらいときは、体の科だけでなく心の相談先もあります。

何度も受診してしまうとき

受診すること自体を悪いとは思っていません。実際、胃カメラでピロリ菌が見つかったこともあります。

ただ、何度も通っていると、先生が「これは精神的なものだろうな」と思っているのは、なんとなく伝わってきます。

先生はその病気を知識として知っている人で、その不安を自分で味わった人とは限りません。わたしがかかってきた先生に、思い悩むタイプの人は見当たりませんでした。プライベートは知らないですけどね。

でも、認知行動療法の本を読んだり、それを専門にしているオンラインのクリニックがあることを知って、体の科だけが相談先ではないと思えるようになりました。

ネット検索がやめられないとき

やめられていません。今も検索します。

でも、不安でいっぱいになったり、なりそうなときは、こんなことをしています。

  • お風呂にゆっくりはいる
  • 晴れてたら夜でも少し散歩する
  • 早く寝る。スマホをつつかない
  • どうしてもならチャッピー(ChatGPT)に相談www

うまくいく日と、いかない日があります。

家族に分かってもらえないとき

わたしの場合、いちばん効いたのは家族ではなく、少し距離のある知人でした。

そして夫は、聞いてはくれますが、メンタルが強いタイプなので気持ちまでは分からないそうです。それに、子どもの前では不安な顔をしたくない。

無理に家族の中で解決しようとせず、外に話しやすい人を一人見つけるだけでも違いました。

この不安がいつ消えるのかという問い

わかりません。消えていないので、答えられません。

今のわたしが目指しているのは「完全に気にしなくなること」ではなく、「気にしながらでも普通に暮らせること」のほうです。

気にしながらでも一日は終わる

夕方の食卓で家族と過ごす40代の女性

正直に言えば、お腹は痛くないほうがいい。そりゃそうでしょう!

そして何より、毎日毎日、自分の体調のことなんて考えたくない。

でも、まだ考えてしまいます。
気にしないようにしようと思っても、気になる日は気になる。

だから最近は「もう気にしない」ではなく、「まあ、今はまだ気にしちゃうよね」くらいにしています。

今のところ、こうしています
  • 気になったら我慢せず受診する
  • 「大丈夫」より「私もある」を聞ける相手を持つ
  • 100点の日を基準にしない
  • 朝は5分でよしとする
  • 気にしている自分を責めない

気になる日でも、仕事はできました。子どもたちとも普通に過ごせました。笑った瞬間もありました。

お腹の調子が100点じゃなくても、今日の一日まで0点になるわけじゃない。

朝起きて不安な思考回路になりそうなときは「今日も最高!」と心でいうように努力してみてます。

体の症状があっても。そして、寝る前に子どもに「今日もありがとう、幸せ!おやすみ!」とハグするように。できれば毎日したいけどできるだけしようと、そう言い聞かせながら寝る日もあります。

だからこの記事も、解決した話としては書けませんでした。現在進行形のままです。

それでも、もし同じように「検査では何もないのに気になってしまう」方がこれを読んで、「私だけじゃなかった」と思ってもらえたなら、うれしいです。

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