

こんにちは、とっこです。
3人の子どもを育て、完全母乳も混合も両方経験した私が感じたことをお話します。
母乳でも、ミルクと混合でも、完ミでも、どれが正解とか決まりはないんす。
でも、なんでか、母乳じゃないと…と
こだわってしまっていませんか?
「完全母乳(完母)で育てる」と決めても、状況に応じて方法を変えるのは全然ダメなことじゃありません。
ママの心と体の健康を守ることが、
ママにとっても、赤ちゃんにとっても
一番の安心につながります。
・完母でしんどくなってる
・ミルクに抵抗を感じている
・育児がつらくなっている

ミルク足したら愛情不足って思われないかな…?

思われない!大丈夫!
「やり方を変える=負け」ではなく、「自分をいたわるのも育児の一部」
他のママと比べることなんて
何一つないんだよ。
優しい気持ちで、あたたかく抱っこして見つめて話しかけてみてほしいな。

赤ちゃんを産んだのに、赤ちゃんが必要なお乳が足りてないなんて、母親として…ダメじゃない?

ノンノンノン!!!
もうね、ママは頑張ってる。
ママの努力も愛情も十分すぎるほど、ちゃんと赤ちゃんに届いてる。
ママが優しく笑顔で接してあげられることが大切よ。
第1子は完母だった理由
産院が母乳推奨だった事や、周囲が完全母乳の先輩ばかりだった事から、「完全母乳が当たり前」という空気に影響を受けました。私も「母乳だけで育てる!」と決め、 ミルクを使うことに謎の罪悪感をもち、「使ったら負け」とまで思っていました。
育児を経験して大変だったこと
細切睡眠
夜にまとまって寝てくれるようになるまでは、細切れ睡眠でした。「え?私っていつ眠れるの?倒れるよ!?」と、睡眠の大切さを実感した授乳期でした。これは、慣れることなく、子ども3人とも大変でした。
ママの体調管理
ママが風邪をひいたり、熱が出たり、頭痛がひどい日も、赤ちゃんは待ってくれません。
「休みたいのに休めない」状況が続くと、体だけでなく心も徐々に追い詰められていきます。
ママは自分のことも大切にしてあげてほしいですね。
桶谷式母乳育児相談室との出会い

産後1ヶ月経ったのに…、
お乳も痛いし、寝れない…
ずっと家に赤ちゃんと家にいて気が狂いそう(泣)
他のお母さんは、こんな事ないの?!インスタのキラキラしたママみたいに楽しめない。
寝不足、ホルモンバランスの崩れで身も心もボロッボロ。気持ちのやり場がありませんでした。そんな時…

同僚の奥さんが、乳腺炎になって母乳マッサージに通ってるらしいよ。
行ってみる?

母乳マッサージ?!
なにそれ…。

桶谷式っていうらしいよ。
そこは、助産師さんが施術してくれて、色々教えてくれて、とっこママと同じようなママさんが結構通ってるみたいよ。
私が通っていた所は、母乳で悩むママたちの駆け込み寺のような存在でした。
施術してくださった助産師さんが私には合っていて、とても安心できました。
施術者との相性はとても大切ですね。
私の通っていた桶谷式で行っていたこと1.乳房マッサージ
2.食生活のアドバイス
3.赤ちゃんへの接し方、お乳のくわえさせ方、抱き方などのアドバイス
4.育児に関する悩み相談
5.ママたちとの交流
(※内容は施術してくださる方により違いがあると思います。この記事では、私の通っていた桶谷式の事をお伝えしています。)

- 乳房のマッサージ
乳房のマッサージはとても気持ちよかったです。終わった後は乳房が柔らかくなり、ホカホカと軽くなりました。お乳の出も良かったです。 - 食生活のアドバイス
食生活では、「食べたものが母乳になる」と教えられ、和食中心を勧められました。
脂っこいもの、甘いケーキやお菓子は控えた方がいいと教わりました…でも食べたくなるんです(笑)
お乳が痛くなると助産師さんのところに車を走らせるのでした。
「何を食べても平気」なママさんがうらやましく感じた時期もありました。 - 赤ちゃんへの接し方、お乳の飲ませ方、抱き方などのアドバイス
泣いている赤ちゃんへの接し方、お乳の飲ませ方、抱き方など、丁寧に優しく教えてもらいました。 - 育児に関する悩み相談
育児に関する悩みは人それぞれですが、聞いてもらえ、時にはアドバイスをもらえることで安心できました。 - ママたちとの交流
私の通っていた所は、同じ時間に数組、他のママと赤ちゃんもいて順番に施術し、自分の番以外は他のママさん達とお話しできる空間がありました。
産後や育休中は家にこもりがちで、人との関わりも減り、「私だけしんどい」とネガティブになりがちです。
同じ悩みを持つママたちと交流できる場所に行くことで、「一人じゃない」と感じられ、気持ちも楽になり、悩みを共有できるママ友もできました。
母乳だけで赤ちゃんは育つのか?
結果として、第1子は完全母乳で育てることができました。 が、初めての育児で大変すぎて、あまり記憶がありません(笑)
桶谷式の助産師さんからは「母乳は赤ちゃんが直接おっぱいを吸うことで母親に刺激が伝わり、その刺激によって赤ちゃんにとって必要な量だけ母乳が作られるからね。」と教わりました。
排泄状況と赤ちゃんの機嫌、体重増加を総合的に判断して、母乳が足りているかどうかを見ていくと教わりましたが、自宅で一人で育児をしていると、「足りてる???」と、よく不安になりました。
そんな時、地域の保健センターや子育て世代を含む支援センターでも母乳育児支援や体重測定、相談窓口があることを知り、相談したりしました。
みなさんもお住いの地域で利用できる機関を調べてみてくださいね。
ミルクと混合にした時のこと

第2子、第3子の混合育児の際は、
- ミルクを2〜3回に1回使用
- 夜はしんどかったらミルクを使う
- 母乳の後にミルクを◯◯ml足す
など、独自のルールを作っていました。
第2子も最初は少しミルクに抵抗があった私は、搾乳した母乳や、白湯を哺乳瓶に入れて飲ませていました。
哺乳瓶の口に慣れさせておくと、ママが体調不良でどうしても授乳できない時や後から混合にしたいと思った時にスムーズです。
完全母乳と混合、それぞれの良さ

- 母乳の良さ
- ミルク代や哺乳瓶の準備、消毒液がいらないので経済的
- 外出時の荷物が少ない
- 夜中の授乳でミルクを作る手間がない
- ミルクと混合の良さ
- ママが体力回復や気分転換の時間がとりやすい
- 家族も育児に参加できる
- 外出先で急に授乳できる場所がなくても柔軟に対応できる
気持ちを楽にするヒント
- 「完全母乳と決めたのに、しんどい。」この気持ち、無理に抑えなくていいんです。
母乳だけで育てたいという思いが強いほど、「頑張らなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」「自分で決めたことだから」と自分を追い込んでしまいがちですよね。大切なのはママ自身の心と体を大事にすること。疲れたら休んでいいし、たまには気持ちを誰かに話してみるのも大切です。 - 睡眠不足も「ママも人間、眠くて当然」と自分向けてに言ってあげてください。
- 授乳方法を変えるのは負けではなく、自分をいたわること。
まとめ:ママの心と体が一番大事

授乳期を通して、我が家の
3kidsは完全母乳か混合かの
大きな違いはなかったなぁ。
風邪にかかりやすかったのは 第1子>第2子>第3子という感じだったよね?

3人目はミルクが多かったように感じるけど、我が家の場合は3人目が一番風邪ひいてないね(笑)

ミルクあげるの楽しかった?

楽しいというより、嬉しかったよ〜♡上の子2人も、ミルクあげる時に一緒に可愛がってくれたしね!
ミルクのほうが腹持ちがよくてよく寝る子もいれば、母乳のほうが合う子もいます。
そして、それぞれの家庭の家族構成やライフスタイルによってもベストな方法は違います。

大事なのは、
ママの心も体も「がんばりすぎず、無理しすぎない」こと。
一人目の時は初めてのことばかりで、赤ちゃんを人に預けたくなかったり、ママじゃないと駄目というのが少し心地よかったり、ちょっとした”独占欲”みたいな気持ちもありました。

忘れないでほしいのは
「一人じゃない」ってこと。
同じように悩んでいるママも
たくさんいます。
母乳でもミルクでも、どっちが偉いとかないんです。どちらでも、みんな頑張って育てています。
気持ちが辛すぎないことのほうがずっと
大事。赤ちゃんはママの優しい笑顔が
何よりの幸せです。
頑張るママさんが
「しんどくない」
「赤ちゃんかわいいな。」と思いながら
過ごせる時間が増えますように。
この言葉が、少しでもあなたの心に届きますように。
